サバイブ
2011年 04月 20日
この段違いタイルとヘクスはイイなぁ♪
昔ハマった『大戦略』とか思い出します。
これ使って別のゲーム作れそうですね〜。
前回ちょこっと弄った『サバイブ』を嫁さんと対戦
したので、ルール説明を交えつつレポート。
まずボードに描かれた枠にそって、砂浜・森林・山岳の
3種類の地形タイルをランダムに配置。
適当に手番順を決めて、自分の色の人物コマを1個ずつ
別のコマが置かれてない任意の地形に置いていきます。
人物コマは各10個。それぞれ底面に得点が書かれていて
無事に助かったコマの総得点で勝負するので、他の人に
自分の高得点コマを悟られないよう配置します。
(赤色が僕、緑色が嫁さん)
人物コマを全て置いたら、次にボートコマを各2艇ずつ
任意の海マスに配置します。
さらに指定された海マスに海龍コマを置いて準備完了。
ゲームの目的は、より多くの(高得点の)人物コマを
ボードの四隅にある安全な島へ避難させること。
手番ですることは
■手札のタイルを1枚使える(任意)
■3アクション
■地形タイルを1枚めくる
■ダイスを振って怪物を移動
スタート時は手札がないので、3アクションから。
人物やボートコマを1マス動かすのが1アクションで
それを合計3回実行できます。
ひとつのコマを続けて3マス動かしても構いませんが
海にいる人物コマ(泳者)は1手番中1マスしか移動
させることはできません。
僕の初手は、陸地に接岸したボートに3コマ乗せて
順当にアクション終了。
次に地形タイルを1枚めくります。
海マスに隣接する地形タイルで、より低い地形から
めくります。つまり、砂浜が全てめくられたら森林、
次に山岳と続き、徐々に陸地が水没していきます。
人物タイルが乗ったタイルもめくることができて
足元のタイルが無くなったコマは泳者となります。
タイルの裏にはそれぞれ様々な指示が書かれていて
即座に実行するものと手札として手元に置くものに
別れます。手のアイコンが手札にできるタイル。
写真のタイルは『泳者1コマを3マス移動』で
手札にして手番の最初に任意で使うことができます。
即座に実行するタイルのほとんどは、そのタイルが
あったマスに新たなコマを配置するというもの。
追加ボートを配置するお助け系もあれば、クジラや
サメなど新たな驚異が出現するものも。
ちなみに、クジラはボートを破壊!乗員は海マスに
放り出されて泳者に。
サメは泳者を襲い、海龍は全てを飲み込みます。
これら怪物が同じマスに来た場合、対象となるコマは
全てゲームから除外されてしまいます。
その他、手札にできるタイルには、特定の怪物を
ひとつもコマがない任意の海マスに移動させて
他プレイヤーに危機を押し付け攻撃できるものや
襲われたときに出して怪物を無効にできるものも
あって、ゲームはつねにドタバタです(笑)
タイルをめくったら、最後にダイス。
海龍・サメ・クジラが2面ずつある特殊ダイスを
振って、出た目のボード上の怪物を移動します。
海龍は1マスのみ、サメは2マスまで、クジラは
3マスまで。各怪物の射程をしっかり頭に入れて
対象となるコマが襲われないよう注意します!
以上で手番終了。
順調に避難を完了していく嫁さん。
なんだか周辺の海も楽園に見えてくる・・・
ジャマしたくても良いタイルが来ず、ダイスも
ボートを襲えないサメの目ばかり(汗)
海龍さえ出れば一網打尽なのに〜〜〜!
一方、やたら怪物使いの嫁さんにボートは破壊
されるわ、泳者にサメは寄ってくるわで、まさに
パニック状態!嫁さん満面の笑み・・・ぬうぅ。
必死になってるうちに、自分のどのコマが高得点
だったかなんて、もうすっかり忘れてしまって
ひとりでも多く逃がすことだけで精一杯!
何個か山岳に初期配置してた嫁さん、ここまで
来ても余裕の表情。
すでに高得点コマは逃がしたのか?!
「私もコマの点数なんて忘れた。ニヤリ♪」
・・・うおぉぉ〜〜!なんか凄く悔しいぞ〜!
ふぅ〜・・・あぶない、あぶない・・・(汗)
くそぉ、生粋の怪物使いめ〜。嫁さんの高笑いが響く。
山岳タイルの中に1枚ある火山タイルがめくられたら
即座にゲーム終了。
逆境にもめげず何とか助かった6人だけど・・・
23対17で敗北。
嫁さん「これイイね〜♪いや〜面白かった♪♪♪」
僕「・・・うん、わかりやすくて面白かったね」
あちこちの紹介で『B級パニック映画』という表現を
されてますが、まさにそんな感じ。刻々と変化する
状況と突然の悲劇に大いに盛り上がれます(笑)
タイルめくりとダイスで運要素は強いですが、その
大味さがテーマによく合ってますね。
イルカが登場するなど、いくつかの追加ルールも
付属してるし、巨大イカ(!)が出現する拡張も
発売予定なので、これはまだまだ楽しめそうです♪