ブルゴーニュ
2011年 05月 23日
前から気になってたけど、ナビゲーター買ったばっかだしと
迷ってたところに地元ショップの店長さんからお電話。
「興味あるっておっしゃってたブルゴーニュ入荷しましたが
あっと言う間に売れちゃって、もうラスト1個です。
もしご入用なら取り置きしておきましょうか?」
・・・ぬぅぅ、そんな嬉しいお気遣いをされてしまったら
スルーするわけにはいかないでしょう!
「店長さんのご厚意に応えねば!」と嫁さんに訴えかけ
なんとか購入資金を借り入れて、お買い上げ〜♪
アレアのパッケージデザインは統一感あって好きです♪
作品それぞれのイラストやロゴもとても上質。
まずは、各プレイヤーが持つ個人ボード。
実はこれ、ボードというよりシートで、ペラペラの紙。
ダイス目付きのヘクスマスで構成されたマップ(領地)、
各タイルの効果や手番でのアクションをアイコン化した
サマリーなどが描かれています。
一方メインボードは、ちゃんとした厚手のもの。
6カ所の倉庫スペースや得点トラック等が描かれてます。
このゲームには、カード類がない代わりにタイルが
山ほど入っているので種類別に説明します。
左から
建物タイル(8種)建物ごとに様々な効果がある
家畜タイル(4種)描かれている家畜の頭数が得点になる
知識タイル(26種)1枚1枚異なる特殊効果をもつ
城タイル(1種)追加で1アクション実行できる
鉱山タイル(1種)銀が手に入る
船タイル(1種)商品が手に入り、さらに手番順を早める
裏面が黒いタイルは、ここまで紹介した6種類の混成で
表面にも黒い目印が付いています。
(六角形のものは全てヘクスタイルと呼びます)
中央の四角いのは労働者タイルで、右は銀タイル。
色別にそれぞれダイス目が描かれた商品タイル(6種)
タイル類は全て種類別に分けてメインボードの脇に
ストックとして置いておきます。
(建物・家畜・知識・黒タイル・商品は裏向きで)
それでは、メインボードの準備。
商品タイルを全て裏向きでシャッフルし、5枚ずつ
5つの山を作り、ボードのA〜Eマスに配置。
ゲームは、A〜Eの5つのフェイズに渡ってプレイされ
1つのフェイズは5ラウンドで構成されています。
各フェイズの開始時に商品タイル5枚をその下の
ラウンドマスに1枚ずつオープンして並べます。
次に、ヘクスタイルを種類(色)ごとに倉庫スペースの
ヘクスマスに配置。数字はプレイ人数を表しているので
該当するマスに1枚ずつ置いていきます。
続いて、各自の個人シート準備。
ダイス目が描かれたマップの中央(緑色の6のマス)に
ストックから城タイルを1枚取って配置。
商品タイルをストックからランダムに3枚引いてきて
シート左上に3つある商品スペースに置きます。
(同色の商品タイルは1スペースに重ねて置く)
プレイヤーカラーのダイスとマーカー2個ずつ受け取り、
マーカーはそれぞれ得点と手番順のトラックに配置。
さらにスタートプレイヤーは白ダイス1個を持ちます。
(写真は、2人プレイで赤色スタートを想定)
各プレイヤーは、手番で2アクション実行できます。
全てのプレイヤーが一手番ずつ行ったらラウンド終了。
5ラウンド終了ごとに次のフェイズに移ります。
スタートプレイヤーは、手番の前にまず白ダイスを
1回振って、出た目と同じ倉庫スペースに商品タイルを
1枚移動させます。
5が出たので、ラウンドマスの一番上の商品タイルを
5の倉庫スペースに移しました。
このように、毎ラウンド開始時に商品タイル1枚ずつ
いずれかの倉庫スペースに置かれ、ラウンドマスで
今のラウンド数が簡単にわかるようになっています。
手番では自分のダイス2個を振って、出た目に応じて
4種類のアクションからダイス1個につき1アクション
割り振って実行します。
アクション1:ヘクスタイルの獲得
ダイス目と同じ倉庫スペースのヘクスタイルを1枚
獲得し、個人シート左下の空きスペースに置きます。
アクション2:ヘクスタイルを領地に配置
空きスペースにあるヘクスタイル1枚を領地のマスに
配置できるのですが、いろいろと条件があって・・・
・ダイス目と同じ目が描かれたマス
・ヘクスタイルと同種(同色)の地形のマス
・すでに配置済みのヘクスタイルに隣接
ゲーム開始時は、中央に城タイルが1枚だけなので
周囲6マスにしか配置できない上、地形も一致して
なければならないので、どのダイス目が出ていても
今は家畜タイルを置くことは出来ません。
アクション3:商品の売却
商品スペースのダイス目と同じ種類の商品タイルを
1種売却して、銀タイル1枚と得点を獲得します。
商品タイルは、船タイルを領地に配置することで
メインボードの任意の倉庫スペースから獲得して
くることができます。
2〜4(プレイ人数と同数)×売却枚数分の得点を
獲得できますが、何枚売却しても銀タイルは1枚。
アクション4:労働者タイルの獲得
ダイス目に関係なく、ストックから労働者タイルを
2枚獲得します。
労働者タイルは、ダイス2個を振ったときに消費して
ダイス目を1増減させることができる便利なタイル。
6を1にすることも可能だし、一度に複数枚消費して
大幅にダイス目を変更することもできます。
さらに、2つのアクションに追加してメインボード
中央のヘクスタイル(裏面黒色)1枚を銀タイル2枚
支払って購入することができます。
ここには様々な種類のヘクスタイルがランダムに並び
ダイスとは無関係に手番中1回、任意のタイミングで
購入できるので、上手くダイス目と組み合わせれば
限られたアクションをより効果的に実行できます。
基本的には、領地にヘクスタイルを配置することで
得点に結びつけていくのですが、タイルの特殊効果も
含めて得点方法は多種多彩。詳細はBGGの和訳にて
確認いただけたらと思います。
スタート時の選択肢こそ限られていますが、例えば船を
右側に1枚配置することで、最初3の目でなければ配置
できなかった建物が1・2でも置けるようになったりと
どの分野を伸ばしていくか?発展の仕方は十人十色。
そこに、ある程度コントロールできるダイス運が加わり
これまでにない新鮮な感触です。
今回は、基本的な手順しか触れられませんでしたが
後日、実際に対戦してからプレビューで得点方法等も
記事にできたらと思ってます。