いたずらオバケ水車
2012年 02月 20日
「もうオバケの子どもゲームはいいだろ〜」とスルーの予定が
絶妙なタイミングでアップされたすごろくやさんの記事を見て
あっさり方向転換。意思弱すぎ(笑)
【2〜4人・プレイ時間約20分】
すっかりお馴染みのドライマギア社テイスト。
相変わらず素敵なイラストですが、テーマかぶりすぎてて
パッと見、他のオバケゲームと見間違えそうです。
ボックスがそのままボードの土台になります。
歯車のような“水車ボード”を挟んで、円形に沢山の穴が
空いたメインボードを乗せます。
内箱はコンポーネントがキチンと収まる嬉しい仕様♪
水車ボードには、オバケが3カ所描かれています。
これらがメインボードの穴から“覗かないように”設置。
立体的な水車の表現が素晴らしい!
メインボードに4色の“小麦袋タイル”を差し込みます。
差し込む色と位置は水車の輪に描かれています。
プレイヤーの目的は自分の色の小麦袋を3つ集めること。
側面のイラストも抜かりナシ!カワイイなぁ♪
各自決められたコーナーにコマを置き、ダイスを振って
すごろくの要領で小麦袋を目指します。
2個のダイスを同時に振って、どちらも1〜3の目の場合
足した数移動しても良いし、どちらか一方の目の数だけ
移動しても構いません。移動方向も左右自由。
“水車の目”の場合は、水車ボードを1マス分回します。
移動した先が自分の色の小麦袋ならコマに挿します。
小麦袋は自分のコーナーに持ち帰ることで獲得。
移動のあと水車を回します。指を引っ掛けて矢印方向に
穴の端までスライドさせれば、ちょうど1マス回ります。
その最中に所々の穴からオバケがチラリと見え隠れ。
小麦袋を無事にコーナーまで持ち帰れたら、その袋が
あった箇所に“空の小麦袋タイル”を差し込んで、再び
小麦袋を目指します。
このように何事もなく小麦袋を取って帰って来られれば
良いのですが、もし道中オバケがプレイヤーの真下を
通過すると・・・
驚いてボードから勢いよく飛び出してしまいます!
こうなると、せっかく取った小麦袋は元の水車へ。
プレイヤーコマは自分のコーナーへ戻されやり直し。
一見、磁石の反発を利用したギミックを楽しむだけの
あまりにもシンプルなすごろくゲームなのですが、
実際遊んでみるとこれが意外なほど盛り上がりました!
水車の目がいつ出るかわからないとはいえ、オバケの
位置を覚えてれば難なく回避できそうなものですが
あっちでポーン!こっちでポーン!同時にポーン!(笑)
しばらく水車が回らないとオバケの位置を見失います。
かと思えばダイス2個とも水車で一気に回ったり。
1個のダイスは出目が「水車・水車・2・3・3・3」
もう1個が「水車・1・1・2・2・3」と異なってる
おかげで毎回どこかでドラマが生まれます。
長女が3つ目の小麦袋を取り、あと1マスでゴール。
しかしすぐ隣りまでオバケが来てることも確認済み。
僕も3つ目を取ってるけどゴールまでは少々距離がある。
長女「う〜〜ん、水車出るな!水車出るなぁ!・・・」
僕の手番。長女の祈りも空しくダイスは3と水車。
長女「えー!もうちょっとなのにー!負けるよ〜!」
僕「まぁね〜こればっかりは仕方ないでしょ♪」
ゴールへ近づく僕のコマ。そして水車1マス回す・・・
僕「ゴメンな〜(笑)」長女「ヤダヤダヤダ〜!」
長女のコマ、ポーン!・・・同時に僕のコマもポーン!!
僕「えぇぇ〜〜!うそー!」長女「あははははは♪」
ってな感じのゲームです(笑)
by samune_3
| 2012-02-20 17:22
| ボードゲーム