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B型デザイナー・タカの趣味日記


by samune_3
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ティップキック

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ドイツで85年以上の歴史があるサッカーゲーム『ティップキック』
ボタンを押すと右足を前へ蹴り出す金属製のフィギュアを使って
相手ゴールにボールを入れるテーブルゲーム。

国内ではフォルクスマークト百町森などで扱われています。

【2人用・プレイ時間5分ハーフ前後半】






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実物を見たことも触れたこともない全く初めてのゲーム。
まずは手始めに、購入してすぐ始められるセット製品の中から
ウチは娘2人なので『女子W杯開催記念エディション』を選択。


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箱を開けると、ピッチを取り囲むプラスチック製広告フェンス、
フェルト製のピッチ(80x56cm)など、何もかもが新鮮!


ティップキック_c0210371_1639551.jpg

広告フェンスを組んでピッチに固定し、ゴールを取り付けたら
迫力ある立派なサッカーグラウンドが完成。


ティップキック_c0210371_16423760.jpg

ドイツ代表、ブラジル代表っぽいユニのキッカーとキーパーが
各1体ずつ(もちろん女子)、専用ボールが2個付属。

これらフィギュアの操作はボタンを押すだけ。
キッカーは頭の赤ボタンを押し込むと右足を前に蹴り上げて
ボールをキックします。

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キーパーはゴール裏の操作ボックスの2個のボタンを押すと
押したボタンの方向に90度倒れて横っ飛びセーブ!



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キックオフ時に白か黒か自分が担当する色を決めます。
試合中はボール天面に出てる色のプレイヤーがオフェンス。
つまり同じ色が出ている間はずっと攻撃し続けられます。

守備側は、ボールの位置からキッカーの身長2体分の距離を
取って自分のキッカーを配置しディフェンス。
そのとき守備側のプレイヤーはシュートを阻止するため
キーパーの操作をすることになります。
なお、自陣ペナルティーエリア内には守備キッカーを配置
できないので、エリア内ではキーパーとの1対1です。

細かいルールは基本的にサッカーに準ずる部分が多いですが
キックオフ、ゴールキック、サイドラインからボールが出た
ときのキックイン時は直接ゴールを狙ってはいけません。

試合時間は5分ハーフの前後半。



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ティップキックには足首の形状が異なる3種類のキッカーが
存在し、セットに入っているのは標準的なキッカーのみ。
別売りで様々なクラブ、各国代表チームモデルがラインナップ。

公式戦では1チーム3種のキッカーを状況に応じて使い分けて
試合を展開していきます。

ティップキック_c0210371_1755737.jpg

左:スターキッカー『日本代表2012』
中:トップキッカー『ACミラン』
右:標準キッカー『女子W杯セット』

見てのとおりの形状の違いで、それに伴ってボールの軌道も
全く変わってきます。

ボールの角度や足との位置関係にもよりますが・・・

ティップキック_c0210371_1814686.jpg

スターキッカーだとこういうイメージ。
ボールを高く蹴り上げて守備の頭上を軽々越えていきますが
ボタンの押し具合で相当高く飛んでしまい、ピッチ外に出て
しまうので加減が難しく、着地時のバウンドも大きいです。


ティップキック_c0210371_1871077.jpg

トップキッカーは足の振り幅が小さく、前方に早いボールを
蹴り出すので言うまでもなくシュート向きです。
足首の形も平らで安定してますが、ミートする範囲が狭い分
狙いどおり真っすぐ蹴るのが難しいです。

標準キッカーは足首が丸いのでボールの軌道が不安定ですが
そこを上手く使いこなせば予測できないシュートが打てそう。

・・・と、こんな感じで各キッカーには一長一短があります。



ティップキック_c0210371_18132882.jpg

専用ケースに入った姿はコレクター欲をかき立てられます♪


まずはその鮮やかで美しいグリーンのピッチに目を奪われ、
なんともわかりやすいシンプルな操作と抜群のサッカー感に
僕も家族も開封するなり無我夢中!
特に普段は丸っきりサッカーなんぞには興味ない嫁さんが
ゴール脇を霞めた自分のシュートにのけ反り、さらに自らの
スーパーセーブに絶叫して歓喜する姿にはビックリ(笑)

本場ドイツではプロリーグも存在するほどの人気ゲーム。
練習すればするほど上手くなる奥深さは、まさにサッカー!

長女がひとり黙々とフリーキック練習をしてる後ろ姿には
正直感動を覚えました♪
by samune_3 | 2012-04-02 18:30 | ボードゲーム