デイ&ナイト
2010年 01月 29日

ボードゲーム CU部さんのレビューで初めてこのゲームの存在を知り、
2人用の良作を探してたときだったので迷いなく飛びつきました。
『デイ&ナイト』【2人用/プレー時間:約50分】
2009年の新作。去年の暮れにテンデイズゲームズさんで
購入したんですが、国内で他に扱ってるところがなくて
散々探しまくりました・・・
輸入しにくい事情でもあるんですかね?

独特の幻想的な雰囲気を醸し出すパッケージ。
オリジナリティー豊かな存在感に目を引かれます。
プレーヤーは、タイトルどおり『デイ』と『ナイト』に
分かれて、互いに空間を広げ占有すべく争います。

デイ(昼)かナイト(夜)、どちらを担当するか決めたら
ボードの最も離れた角に自分のコマを置きます。
このコマを操って自分の空間タイルをボードに配置していき
陣取りをしていくわけですが、その方法はカードプレー。

これまた非常に個性的な世界観を持ったテイスト。
カードはデイ側とナイト側でそれぞれデッキになっていて
その山札から手札として引いてプレーします。
(写真のカードには日本語化シールを貼ってます)
見てのとおりカードは様々な効果を持ってるわけですが
面白いのはデイとナイトで内容が違うこと。
同じような効果のカードもありますが、デイにしかない能力、
ナイトにしかない能力が設定されているのです。
そして、カードの左上に書かれている数字がポイント。
互いの1ターンは『12時間』という制限がありカードの数字は
その効果を発揮するのに要する時間。
つまり、手札から使用するカードは合計12を超えなければ
1ターンに何枚でも使うことができるわけですが、コマの移動にも
『1マス3時間』を要するのでそれも計算に入れる必要があります。
というのも、カードの効果には『自コマの周辺にタイル配置』や
自コマと相手コマの距離に関係するものもあったりするし、
そもそも手札の補充方法が『自コマ1マス移動につき1枚』なので
カード効果・コマの移動・手札補充のタイミングなどを考えて
手番の限られた12時間を消化せねばならないのです。

カードをプレーしコマを動かしつつ交互に手番を繰り返し、
このようにそれぞれのタイルで空間を広げていきます。
タイルは昼と夜で表裏になっていて、カード効果でオセロの
ように複数枚をひっくり返したりもできるので場合によっては
目まぐるしく昼夜逆転が起こることも。

タイルが9枚繋がったらその空間は『神殿』となります。
神殿を示す石が置かれたタイルはもう変化することはなく、
取り除かれたりひっくり返されることもありません。

ゲームの決着は、この神殿を先に2つ作り上げた方が勝ち。
9枚が連続していればどのような形でも良いのでパズル的な
要素もありますね。コツコツ繋げていくか?相手のタイルを
ひっくり返して一気に自分の空間に繋げてしまうか?
攻守に頭を悩ますことになります。

デイ側特有の能力『神秘化』
神秘化されたタイルには透明なトークンが置かれ、ターン毎に
1個ずつ取り除かれます。そして最後の1個がなくなるとき
そのタイルはデイの神殿となります。
そうなる前にナイト側は神秘トークンを排除せねばなりません。
ナイトにとってはいわば時限爆弾のような効果。

逆にナイトの特有能力は『クリスタル化』
クリスタルトークンが置かれたタイルは変化できなくなり、
デイコマが侵入することもできません。
またデイコマがいるタイルをクリスタル化するとコマを
そのタイルに縛り付けて移動を封じることもできますが、
クリスタルトークンの効果は1ターンのみ。
次のターン開始時に全て取り除かれてしまいます。
このゲーム特有のルールがいろいろあるので覚えるまで
感覚がつかめませんが、やること自体はシンプルなので
慣れてくると1対1ならではの熱い攻防が展開されます。
とにかくそのこだわりあるコンポーネントが非常に美しく、
カードプレーと陣取りの面白さがギュッと詰まった秀作です♪
by samune_3
| 2010-01-29 12:08
| ボードゲーム

